こんにちは、心整体 いきいき堂の岩野です。
今日は最近読んだ本、「ストレス脳」をご紹介します。この本はアンデシュ・ハンセン著(久山葉子 訳)で、精神科医の視点から不安とうつの正体を解き明かす内容です。
著者のアンデシュ・ハンセンさんは1974年生まれのスウェーデン出身の精神科医であり、過去には「スマホ脳」や「一流の頭脳」といったベストセラーを著しています。
この本は、待ち合わせの際に立ち寄った本屋で偶然目に留まりました。帯に書かれたキャッチフレーズが興味を引き、「ストレス脳」の内容に触れてみることにしました。
不安やうつといった精神的な不調に苦しむ人々が世界中で増加している現状を踏まえ、この本はなぜ人々が幸せそうな社会でありながらも心の健康を失ってしまうのかを探求します。
驚くべきことに、この本では不安とうつを「防御メカニズム」として捉えています。つまり、これらの感情は人間の本質として正常であり、個々の性格や人格に起因するものではないというのです。
不安とうつは防御メカニズムである。
ストレス脳 一部抜粋
どちらも人間の本質として正常であり、あなたが壊れているとか病気だとかいうことではない。何よりも絶対にあなたの性格のせいではない。
著者はさらに、長期間続くストレスや遺伝子の影響が不安やうつを引き起こす主な要因であると述べています。その他にも、睡眠不足や長時間の座りがけ、SNSの過剰な利用などが精神的な負荷を増大させることが指摘されています。
また、興味深いことに、本書では「運動」が不安やうつのリスクを下げる効果があることも触れられています。その理由やメカニズムについても詳しく解説されています。
「ストレス脳」を読んで私が印象的だったのは、不安やうつを受け入れることが、それらを克服する第一歩であるという考え方です。また、遺伝子や環境が人間の精神的な状態に与える影響についても理解を深めることができました。
興味を持った方は、ぜひ手に取ってみてください。詳細な内容については、本書をご覧いただくことをおすすめします。
本日はここまでです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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