スマホ依存からくる体の不調について考える

こんにちは、心整体 いきいき堂の岩野です。私が最近経験した出来事をシェアしたいと思います。

当院に来られた20歳代のMさんは、最近増えている20代、30代の方々の一人でした。Mさんの症状は多岐にわたり、頭痛、眼精疲労、耳鳴り、めまい、寝付けない、動悸、疲れやすさなど、初期問診票にたくさんの症状が挙げられていました。

まず、Mさんの体の状態を把握するために、少し体を動かしてもらいました。その結果、後屈(体を後ろに反らす姿勢)の際に腰に違和感を感じるとのことでした。驚いたことに、Mさん自身もこの違和感に気付いていなかったようです。

さらに、体の触診を行ったところ、後頭部から首、背中、そして腰にかけて体が硬く、筋肉が過緊張している状態であることがわかりました。また、Mさんのスマホやパソコンの使用頻度も調査しました。

MさんはスマホでのゲームやYouTubeの利用が非常に多く、10代からの長期間にわたり、1日の使用時間も6時間以上であることが判明しました。

診断の結果、Mさんの不調の要因は筋肉の過緊張とスマホの長時間利用によるものであることが明確になりました。

スマホを夜中に利用することは日常的なことですが、その光を浴びることで体は興奮し、緊張します。これにより交感神経が優位になり、さらに友達とのコミュニケーションなども加わると脳がフル回転し、興奮と緊張が増します(Mさん自身は気づいていないかもしれません)。

夜間は副交感神経が優位になり、体をリラックスさせ、内臓を休めるべきですが、スマホの使用により体は常に緊張状態にあり、自律神経のバランスが崩れてしまいます。その結果、体はSOSサインを発し、さまざまな症状を引き起こすことになります。

私はMさんの施術を通じて、まず筋肉の過緊張を緩和することに取り組みました。その結果、血流や体液の循環が改善し、自己治癒力が活性化され、寝付きや頭痛、めまい、動悸などの症状が改善されました。残る腰の痛みも、時間の経過と共に解消されると期待されます。

このように、体の硬さは筋肉の過緊張を示し、それが様々な症状の原因となることがあります。この記事を参考にして、スマホの使用に注意を払い、健康な生活を送っていただければ幸いです。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!


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