先日のブログ記事で、人間が持つ7つの基本的な欲求について触れました。その中でも、特に人々の生活に大きな影響を与えるのが「承認欲」です。今回は、この承認欲について、ベストセラー本である「嫌われる勇気【アドラーの教え】」に基づいて探ってみましょう。
承認欲とは何か?
承認欲とは、他人からの認められたいという欲求のことです。この欲求は、子供の頃から始まり、成長するにつれてさまざまな形で表れます。自己肯定感や自己価値を高めるために、他人からの賞賛や認可を求める心理的な要素が含まれています。
承認欲の影響
承認欲が強すぎると、他人の評価や期待に過度に気を取られ、自己肯定感が低下する可能性があります。また、他人と比較して優劣をつけたり、競争心が強くなったりすることもあります。これによって、不安やストレスが生じ、心身の健康に影響を与えることもあります。
承認欲への対処法
承認欲を抱えている場合、まずはその欲求を認識し、受け入れることが大切です。自己肯定感を高めるためには、他人の評価に左右されない内なる安定感を築くことが重要です。また、他人との比較や競争に囚われるのではなく、自分自身と向き合い、自分の価値観や目標に忠実に生きることが必要です。
アドラー心理学の視点から
アドラー心理学では、承認欲を含む人間の欲求は、個々の生活状況や価値観によって異なると考えられています。そのため、他人との比較や競争に囚われず、自己受容の大切さを理解することが重要です。自分を認めることで、他人からの承認を求める必要がなくなり、心の平穏を得ることができるのです。
結びに
承認欲は人間の本能的な欲求であり、無くすことはできません。しかし、その欲求を認識し、受け入れることで、心の安定を取り戻すことができます。他人の評価に左右されず、自己肯定感を高めるために、アドラー心理学の教えを参考にしてみましょう。
承認欲に囚われず、自分の内なる声に耳を傾けることで、心の豊かさと自由を手に入れることができるのです。
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