背中の痛みと腰の痛みを訴える高校生のケース 〜 施術と改善のプロセス

高校生の背中痛と腰痛の背景

背中が痛い、腰が痛いと訴える高校1年生の男性が、心整体いきいき堂を訪れました。彼はスポーツマンで、陸上競技に取り組んでおり、特に3000m走競技に熱心でした。2年前、中学生のときに異変が始まりました。競技中に突然の背中痛と呼吸困難、胸の痛みが現れ、それ以来走るたびに同じ痛みに悩まされるようになりました。

医療機関での診断とその後

整形外科や内科で診察を受けたところ、肋間神経痛ではないかとの診断が下り、痛み止めが処方されました。しかし、薬を飲んでも一時的な効果しかなく、根本的な改善は見られませんでした。さらに、勉強中や家でも背中痛が続き、食欲も低下。最近では朝起きられず、学校を1週間休むようになり、当院に連絡がありました。

過去のケガとその影響

彼は中学2年生のときに仙骨骨折を経験していました。走った後に腰が痛くなり、病院での画像検査で疲労骨折と診断されました。このことが現在の症状に影響を与えている可能性が考えられます。

施術のプロセスと効果

彼の身体はパンパンに張っており、背中、上腕二頭筋、ふくらはぎなどが緊張していました。筋トレを頻繁に行っていたことが原因と考えられ、背中痛が治るまでは筋トレを中止し、体幹トレーニングのみ行うよう指導しました。

自律神経整体の施術を開始すると、彼の身体全体が硬く、脱力できていない状態でした。身体全体をゆるめる施術を行い、一度の施術では硬さが取れないため、通院を続けることとしました。初回の施術後、彼は非常に眠くなり、肩こりを感じるようになりました。これまでにない変化が現れ始めました。

改善の兆しと今後の施術計画

2週間が経過し、彼の身体に変化が見られるようになりました。食欲が戻り、猛烈な眠気が襲うようになりました。腰回りの痛みは消え、背中痛も改善してきました。友達と外出した際に走ることができ、背中の痛みが出なかったことに喜びを感じたと話してくれました。しかし、足がもつれて転倒し膝を強打したため、注意が必要です。

現在も筋トレは中止し、体幹トレーニングのみを続けています。身体がゆるむことで、競技のパフォーマンスも向上する見込みです。施術を続けることで、背中の痛みもやがて解消されるでしょう。彼にもセルフケアを取り組んでもらい、脱力してゆるんだ身体を目指します。

最後までお読みいただきありがとうございました。これからも共に改善を目指していきます。


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