頭痛とめまいを解消する方法 〜 首こり・肩こりの原因と対策

最近、頭痛やめまいに悩む方が非常に増えています。その多くに共通して見られるのが、首こりと肩こりです。特に、首筋の胸鎖乳突筋と背中を覆う僧帽筋が硬くなることが問題となります。

この二つの筋肉は、それぞれ支配神経の影響を受けています。脳神経には1から12番まであり、それぞれ異なる役割を持っています。例えば、脳神経10番は迷走神経と呼ばれ、喉の知覚や運動、内臓を支配しています。脳神経11番は副神経であり、迷走神経から枝分かれし、胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配しています。

迷走神経は副交感神経と深く関わっており、横隔膜の状態にも影響を与えています。副交感神経が弱くなると、横隔膜、胸鎖乳突筋、僧帽筋が硬くなります。このため、自律神経のバランスが乱れ、副交感神経の働きが低下すると、これらの筋肉も硬くなってしまうのです。

さらに、横隔膜と関係が深い神経には横隔神経と縦隔神経があり、これらは首から生えており、首や肩の筋肉にも影響を与えています。つまり、横隔膜の動きが悪いと、首や肩にも影響が出やすくなるのです。

横隔膜が硬くなる主な原因は、交感神経へのバランスの偏りです。身体に力みが出て呼吸が浅くなると、交感神経の働きに偏りが生じ、横隔膜の動きが悪くなります。

もう一つの首こり・肩こりの原因は姿勢です。巻き肩になると、首や肩の筋肉に負担がかかりやすくなります。これは、光の刺激や視覚情報、三半規管情報のズレが根本原因となることが少なくありません。

これらの要因が複雑に絡み合うことで、首こり・肩こりが発生します。それが頭痛やめまいにも連動しているのです。解消するためには、首や肩の運動だけでなく、身体をゆるめ、脱力し、深い呼吸ができるようにし、三半規管を整えることが重要です。


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