筋肉と自律神経の密接な関係 〜 健康改善のための新しいアプローチ【自律神経整体】

筋肉と自律神経の密接な関係

人間の身体の骨格を支えるのが脊椎です。脊椎の管である脊柱の中には脊髄が通っており、脳の延髄とつながって腰の仙髄までの神経系を構成しています。脊髄は、身体の各部位から脳への情報伝達、または脳から身体の各部位への運動指令を伝える回路となっており、脳と脊髄を合わせて中枢神経系と呼びます。

脊柱周辺を詳細に見ると、脊柱に沿って交感神経が走っていることがわかります。脊髄の胸部と腰部から神経繊維が出て交感神経につながり、脊髄神経と交感神経はちょうどハシゴ状に連なっています。

一方、仙骨周辺からは骨盤神経幹が出ており、頭蓋下の延髄から出ている迷走神経と連なって副交感神経を構成しています。

図を見ると、交感神経も副交感神経もともに人間の身体のあらゆる内臓に行き届き、内臓の働きをコントロールしています。交感神経は心臓を除く内臓の機能を抑制し、副交感神経は内臓の働きを促進します。これが自律神経系であり、身体の内臓機能を調整しています。

脊柱にはさまざまな骨格筋が付いており、これらの筋肉群が脊柱を取り巻いています。自律神経はこの筋肉群と極めて密接した位置にあり、筋肉群の状態をモニタリングしています。

もし骨格筋に慢性的な疲労や過緊張があると、自律神経は誤判断し、必要な休息が取れないまま興奮状態を持続させる誤作動を起こします。この誤作動が内臓の異常を引き起こし、内臓疾患を招くことがあります。

私が「身体の不調は筋肉の疲労や過緊張から来る」と主張するのはこの理由からです。筋肉の疲労や過緊張を自律神経整体で優しくゆるめることで、不調症状が解消されるのです。

この文章は専門用語が多く含まれているため、難しく感じるかもしれませんがご理解ください。最後までお読みいただきありがとうございます。


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