筋肉の過緊張は、私が学んだ整体塾の師匠がよく言っていた「万病の元」です。私も整体院でお客様にこの話をよくさせていただいています。筋肉が過緊張状態にあるということは、身体が常に緊張していることを意味します。
筋肉の過緊張が引き起こす具体的な影響
過緊張状態が続くと、肩こりや腰痛だけでなく、身体内部にも深刻な影響を及ぼします。なぜなら、筋肉の緊張は血管の動きを悪化させるからです。筋肉の中には血管やリンパ管、神経が存在するため、筋肉の緊張が血液の流れを阻害してしまいます。
血液循環の悪化が引き起こす健康問題
血液の巡りが悪くなると、酸素や栄養が頭部や内臓、末端部分に十分に行き渡らなくなり、老廃物の回収もうまくいかなくなります。その結果、全身の新陳代謝が低下し、疲れやすくなるだけでなく、以下のような様々な健康問題を引き起こします。
- 足のむくみや手足の冷え
- 便秘や下痢
- 集中力の低下や不眠、頭痛
現代人に多いストレスと緊張の影響
現代人は仕事や人間関係のストレス、光の刺激などにより、交感神経が優位になりがちで、常に「臨戦状態」にあります。この状態が続くと、体温が抑制され、呼吸は浅く短くなり、筋肉は緊張します。これにより、生体リズム(サーカディアンリズム)が乱れ、内臓の血流や機能も低下し、病気の原因となります。
自律神経のバランスが重要
時に休息やリラックスを取り、副交感神経が優位になることで、交感神経とのバランスが取れると身体は修復に向かいます。しかし、このバランスが取れないと、体力や免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなります。
ストレスが病気を引き起こすメカニズム
ストレスで病気になる理由は、日々の緊張や無意識の力みによって、私たちが知らぬ間に病気の原因を抱えているからです。筋肉の過緊張とそれによる健康問題について理解し、適切なケアを心掛けましょう。
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