起業の先輩から学んだビジネスマインドの重要性と自己コントロールの秘訣

昨日、高校時代の友人と電話で話をしました。彼はとても信頼できる人物で、仕事や住む場所が違うため頻繁に連絡を取り合うことはありませんが、たまにふと声を聴くために連絡を取ります。

彼は私よりも十数年前に脱サラして自営業を始めた起業の先輩です。今回の会話では、事業を続ける大変さや苦労について話題になりました。その中で彼が言った言葉がとても印象的でした。

「自分で事業を営んでいると苦しいことやうまくいかないこともある。しかし、そこで苦しい、つらい、大変だという顔を見せてはいけない。人はそんな顔を見せる人から商品やサービスを購入したり、相談したいとは思わない。」

この言葉を聞いて、私は頭で理解しているようで理解できていなかったことだと感じました。つい忘れがちで、利己的に表情に現してしまうことがあるかもしれません。

その言葉を聞いてハッとし、私が起業する少し前に読んだ本「原因と結果の法則」を読み返しました。多くの方がご存知かと思いますが、この本の中には次のような一節があります。

人間は平和になればなるほど、より大きな成功、より大きな影響力、より大きな善意の持ち主になります。
ごく一般の商人でさえ、より確かな自己コントロール能力と穏やかさを身につけることによって、仕事がずっと繁栄するようになります。

なぜならば、人々は常に穏やかにふるまう人間とのかかわりを好むからです。

新訳 原因と結果の法則　ジェームズ・アレン　一部抜粋

彼がこの本を読んだかは分かりませんが、彼の言葉はさまざまな困難を経験したからこそ紡ぎ出されたものでしょう。

同い年の彼ですが、学ぶべきことを教えてくれる大切な友人だと改めて思いました。同時に、私はまだまだひよっこだと感じました（笑）。

友人から得た気づきを胸に刻み、今日の仕事に懸命に取り組もうと思います。