私の師匠である西田聡先生は、名刺に「治さない整体師」と書いています。「えっ!」と思われるかもしれませんね。整体師が「治さない」とは驚きです。実際、弟子である私も「治さない整体師」を自負しています。(名刺には書いていませんが…笑)
初めて来院される方の期待
初めて私の整体院に来られる方は、当然「治してもらいたい」「不調を治してください」と期待して来られます。それは当然ですし、私のホームページにも「不調の改善をお手伝いします」と書いています。しかし、私が「治さない整体師」である理由には、深い意味があるのです。
「治さない整体師」とはどういうことか?
この表現に驚かれる方も多いですが、施術を通じてその意味をお話しすると、ほとんどの方が納得してくださいます。私が実際に行っているのは、「治りたいと願う方をサポートする」ことです。つまり、治すのはあくまで「ご自身の身体」であり、私がするのはその過程を助けることなのです。
痛みの本質とは?
痛みや不調が現れる理由を考えたことがありますか?
痛みは、体内で過剰な血液が流れ、圧力がかかり腫れ、炎症が起こる結果です。これは、身体が自らを修復しようとする自然な反応なのです。言い換えれば、「痛みがある」ということは、身体が一生懸命治そうとしているサインです。
痛みをすぐに取ることは解決にならない
多くの方は、痛みが出ると「すぐに痛みを取り除きたい」と思い、薬に頼ることがあります。しかし、頭痛薬などの薬は、痛みを一時的に感じさせなくするだけで、根本的な解決にはなりません。薬で痛みが消えると、身体は修復作業を止めてしまいます。結果的に、痛みが繰り返し現れることになります。
根本的な改善には生活スタイルの見直しが必要
痛みを一時的に取り除くことは可能ですが、根本的な改善には、生活習慣や思考パターンを見直すことが必要です。スマートフォンの長時間使用や、不健康な食生活を続けていては、根本的な改善は難しいでしょう。私の施術を受けられる方々は、生活スタイルを見直す努力をされており、その結果、体調も改善される方が多いです。
身体の素晴らしさを信じることが大切
私が施術を行い、痛みやコリ、不調が和らぐと「先生は素晴らしい!」と褒めていただくことがあります。しかし、実際に素晴らしいのは人間の身体そのものです。身体は常に最適な反応を示し、決して間違えません。間違うのは、生活習慣や思考で過度の負担をかける人間自身なのです。
自分の身体を信じて、自己治癒力を引き出す
薬や病院、整体師に頼ることは決して間違っていません。しかし、「治してもらう」という依存的な考え方では、根本的な改善には繋がりません。自分の身体を信じて、自分で治す力を引き出すことが重要です。そのためのサポートを整体師が行い、一緒に取り組んでいくのが理想的な解決方法です。
心整体 いきいき堂では、心と身体のこと、楽しむこと、日々のこと、私の想うことなど、ブログ更新していますので、お時間許せばぜひご一読ください。最後までお読みくださり誠にありがとうございました。
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