自律神経整体で慢性筋肉疲労・過緊張を改善する具体的な方法

自律神経整体は、慢性的な筋肉疲労や過緊張を効果的に和らげるための施術法です。以下では、その具体的な手順と効果について詳しく説明します。

初めに行うこと

施術はまず、手のひらを使って服の上から軽く触れることから始まります。このとき、施術者は手のひらで硬さや圧を感じ取ります。

基幹操法の手技

患部を確認できたら、次に基幹操法という手技を全身に施します。これには足裏から頭のてっぺんまでの全身が対象です。基本的な手技には、ゆらす、さする、回す、手を当てるなどがあります。途中、緊張部分を確認したら、弱い力で軽く押してみます。多くのお客様はその時に「痛い」や「違和感がある」と感じることが多いです。

患部の施術

緊張部分の患部には特に時間をかけます。約1分間さすったり、弱い力で皮膚をつまみ上げたりします。つまみ上げたときに強い痛みを感じる場合、それ以上の施術は行いませんが、痛気持ちいい程度であれば続けます。患部が非常に硬直している場合、指先を患部に当てたまま、お客様に自力でその部分を動かしてもらいます。これにより筋肉が伸縮し、疲労物質(カルシウムなど)が散らされます。

血行促進と疲労物質の排出

筋肉が少しでもゆるむと、血流が良くなり、筋肉内の疲労物質が減少します。さらに筋肉がゆるむと血行がより一層良くなり、疲労物質がさらに減少するという好循環が生まれます。

慢性疲労の原因と解消法

慢性的な筋肉疲労は、「筋肉-腱-靱帯-骨膜」という一連の筋肉系の疲労が原因です。これらの疲労が毛細血管やリンパ管を圧迫し、血流やリンパの流れを悪化させ、痛みやこりの原因となります。この過労による筋肉の硬直を緩めて柔らかくすることが必要です。

自律神経整体のポイント

自律神経整体は、一般的な指圧やマッサージとは異なります。揉みほぐすような手技では、慢性疲労状態の筋肉や腱、骨膜はゆるみません。むしろ、強い力を加えると逆に痛みを引き起こし、筋肉の緊張が持続することがあります。

自律神経整体では、筋肉に優しく触れることで筋肉自身が異常状態を感知し、自動的にゆるむのを待ちます。これは筋肉の生理的特性を利用した方法です。

筋肉の防衛反応を防ぐ

患部を強引に押すと、お客様の不安を招き、筋肉に防衛反応が生じます。そうなると、筋肉がゆるむことはありません。徐々に優しく触れることで、筋肉が自然にゆるむのをうながします。

まとめ

心整体 いきいき堂で行っている自律神経整体は、筋肉の慢性的な緊張を和らげる効果的な方法です。施術の詳細や実際の触れ方については、当Webページのトップページまたは自律神経整体ページに動画を掲載していますので、ぜひご参考にしてください。最後までお読みいただきありがとうございました。


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