こんにちは、心整体 いきいき堂の岩野です。
今回は、先日M様からご紹介いただいた書籍、「生と死後の真実」についての読書感想をお届けします。
「生と死後の真実」は、生命の根源的なテーマに深く迫った洞察に満ちた本です。著者である伊勢白山道氏は、生と死に関する哲学的な問いに鋭い視点で取り組み、その解釈を提供しています。
この本を読むことで、私は生と死についての考え方に新たな視点を得ることができました。著者は、生命の神秘さとその限られた性質を強調しつつ、死を不可避の出来事として位置付けます。しかし同時に、死後の世界についての可能性にも言及し、それが完全な終わりではないかもしれないと示唆しています。
この本では、宗教的信念や科学的証拠に基づいて、死後の世界に関する様々な理論が提案されています。著者はこれらの理論の真偽を断定しませんが、読者に自ら考える機会を与えることで、多角的な視点を提供しています。
個人的には、この本を通じて生と死の神秘性について深く考えることができました。死は避けられない現実であり、そのことから生命の尊さと時間の貴重さを再認識しました。また、死後の世界に関する謎は私たちの理解を超えるものであることを再確認しました。
自分自身の良心=内在神
どんなに貧乏で苦しい人生だったとしても、自分が他人に与えた、出した、善なる気持ち、愛情、感謝の気持ち、自分なりの善行への努力があったならば、あの世では本当の自分が自分自身を許します。すべては、自分自身の良心が裁きます。どんなにこの世で成功しようが、自分の良心があの世で公平に判断するのです。もし、他人を苦しめて得た成功ならば、あの世の自分の良心は絶対に許してくれません。
他人が裁き、決めるのではないのです。「あなたは、この時に体験する心の痛みに耐えられるのか?」、「耐えられる生き方を今にしているのか?」、他人に与えた喜びや、感謝された気持ちも、同じく拡大されて死後の自分の意識に干渉してきます。そして、「苦しみの思い」と「喜びの思い」が相殺されて自分自身に残った思いが、四十九日後の行き先を自らに選択させるそうです。
「生と死後の真実」は、深遠な哲学的問いに興味を持つ読者にとって刺激的な読書体験を提供します。著者の洞察に触れることで、人生の意味や死に向き合う勇気を見出すかもしれません。この本は、私たちの存在について考え、新たな視点を得るための一助となるでしょう。
ぜひこの本を手に取り、自らの考えを深めてみてください。今を生きる私たちにとって、「良心」を基準にしながら、思い切り生きることが大切です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。このブログが皆さんのお役に立てれば幸いです。またの更新をお楽しみに!
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