親子関係と自己変革 〜 成人した子どもの悩みを共に考える

毎週火曜日の朝6:00から、師匠である西田 聡先生が主催するZoom読書会に参加しています。広島や大阪、北海道、関東など、全国から集まるメンバーとともに、「原因と結果の法則」を読んでいます。この読書会は、自己成長や新たな視点を得る貴重な場であり、日々の施術にも大いに役立っています。

先日、読んだ一節が特に印象的でしたので、ここで引用します。

人が成功するか失敗するかは、その人自身の思考の直接的な結果に過ぎません。公正な秩序に基づいて作動しているこの宇宙においては、バランスを崩すことは破滅を意味し、個人の責任は絶対的な条件です。

 

その人の強さや弱さ、純粋さや不純さは彼自身のものであり、他の人のものではありません。他の誰かではなく、彼自身がこれまでに育んできたものなのです。そしてそれは彼だけしか変えることができません。他の誰もそれを変えることはできません。環境や条件も彼自身のものであって、他人のものではないのです。
 
 

彼の苦しみや幸せは彼の内側から出てきたものです。人はその人が考えたとおりのものになります。彼が同じような思考形態を続けているかぎり、彼はそこにとどまったままです。
 

強い人間が弱い人間を助けようとしても、弱い人間が助けてもらいたい、変わりたいと思っていない限り、助けることはできません。助けられるその時も、弱い人間は自分自身の努力によって、彼が憧れる他人の強さと同じ強さを自分の中で発達させなければなりません。自分の状況を変えることができるのは、自分だけなのです。

この言葉は、引きこもりのお子さんを抱える母親との対話を思い起こさせました。その母親は、何年も成人したお子さんのことで悩み、心身ともに疲れてしまっています。しかし、この問題の根本的な改善には、お子さん自身が「変わりたい」と思わなければ難しいと私は感じています。

「原因と結果の法則」では、成功や失敗はその人の思考に大きく依存すると述べています。どれだけ強い人が弱い人を助けようとしても、本人が変わりたいと願わなければ、本質的な変化は望めません。これは、まさに多くの家庭で見られる親子関係に通じる問題です。親がどれだけ心配しても、子どもが自ら行動しない限り、状況は改善せず、むしろ悪化する可能性があります。

成人した子どもに対する親の不安や焦りは、多くのご家庭で見られる課題です。しかし、環境や他人に責任を押し付けず、子ども自身が行動を起こすことでのみ、真の変革が起こります。私たちは、親としてどのように子どもを支え、導くべきかを一緒に考える必要があります。

心整体 いきいき堂では、このような親子関係や精神的な負担が身体に与える影響にも真剣に向き合い、解決を目指すというよりも、悩みを共有しながら共に考えていくサポートを続けています。もし、同じような悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください。


心整体 いきいき堂では、心と身体のこと、楽しむこと、日々のこと、私の想うことなど、ブログ更新していますので、お時間許せばぜひご一読ください。最後までお読みくださり誠にありがとうございました。

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