自律神経不調に悩む方々には、頭痛やめまい、背中や肩のこりに加えて、胃腸の調子を崩す方も少なくありません。今回は、胃腸と自律神経の関係について学んだことを解説したいと思います。
自律神経と胃腸の関係
自律神経は胃腸の働きをコントロールしており、筋肉の状態をモニタリングします。例えば、筋肉が緊張していると交感神経が高まり、胃や腸への血液供給が減少します。これにより、胃や腸の働きが低下します。
自律神経のリズム
一般的に、夜眠っている間は副交感神経が高まり、交感神経が抑制されると言われています。しかし、専門家の観察では、交感神経と副交感神経は単純なシーソー関係ではなく、両者が同時に低下することもあります。深い睡眠中は交感神経も副交感神経も低下し、筋肉が弛緩し、腸の蠕動運動も停止します。
睡眠と便意
夜間に便意を催さない理由は、睡眠中に副交感神経と交感神経がともに低下しているからです。目が覚めるとまず副交感神経が高まり、腸が動き出します。その後、交感神経も高まりますが、10〜20分のタイムラグがあります。これにより、朝の便意が生じます。
交感神経と身体の目覚め
交感神経が高まるまで時間がかかる人は、寝起きが悪くなります。低血圧の人は、熟睡中に筋肉が弛緩しており、交感神経が高まるまで時間がかかるため、寝起きが悪いのです。交感神経が高まり、筋肉が緊張すると、身体が活動的になりますが、その間は腸の動きが抑制されます。
朝食と胃腸の関係
最近、朝食を抜くことが健康に悪いとされていますが、これは必ずしも正しいとは限りません。まだ眠りから目覚めていない子供や、すでに交感神経が緊張して食欲が抑えられている子供に無理に朝食を食べさせることは、胃に負担をかける可能性があります。無理に食事を取ることが胃潰瘍や急性腸炎を引き起こすこともあります。
昼食と自律神経
昼食も同様です。仕事に熱中しているときには、交感神経が高まり食欲を感じにくくなります。仕事がひと段落して交感神経が落ち着き、副交感神経が高まると空腹を感じます。
自律神経整体のおすすめ
胃腸と自律神経は密接に関連しています。自律神経不調の際は、筋肉の疲労や過緊張を緩めることで、胃腸の調子も整ってきます。病院で異常がないと診断されても胃腸の不調に悩んでいる場合は、自律神経整体を試してみることをおすすめします。
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