近くを見過ぎることが引き起こすストレスと健康への影響

光の刺激がストレスの原因になることは広く知られていますが、実は他にも体を力ませる原因があります。それは「近くを見過ぎていること」です。この問題は光の刺激と深く関連しています。

近くを見るためには、ピントを調節する筋肉である毛様体筋を緊張させる必要があります。この毛様体筋をリラックスさせるためには、人は6メートル以上遠くを見続けなければなりません。しかし、現代社会において四方6メートル以内に何もない生活はほとんど不可能です。

さらに、1日中スマートフォンやパソコンの画面を見続ける生活を送っている人は少なくありません。これは大人だけでなく、子供たちも同様です。ふとした時間ができると、多くの人がスマホの画面をじっと見ています。

本来、人間の眼は長時間近くを見続けるようにはできていません。これは大昔の人類が猛獣に襲われたときなど、特別な状況でしか近くを見る必要がなかったためです。そのため、スマホやパソコンを目の前で見続ける状態は、脳にとっては「戦闘体制」がずっと続いているのと同じなのです。

戦闘体制が長く続けば、当然体は疲れてしまいます。さらに、じっと近くを見ていると目の動きが止まり、頭の動きも制限されます。これにより、耳の奥にある平衡感覚を司る三半規管も動かなくなり、その機能が衰えていきます。三半規管が衰えると体のバランス感覚が狂い、結果的に姿勢が崩れるため、不自然な力みが生まれます。これがさらなる緊張を引き起こしているのです。


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